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新社会人として知っておきたいセキュリティの基本

2025年04月22日

新社会人としてご入社され、様々な研修を経て実務にも慣れてきた頃、日々使用する会社のパソコンやスマートフォンの利用における注意点の確認は済んでいますか?
会社の業務において、セキュリティの基本を理解しておくことはとても重要です。
今回も、新社会人の方向けに、知っておくべき会社の情報セキュリティのポイントを簡単にまとめてお伝えします。

注意すべきセキュリティの基本事項 「デバイスの利用について」

①会社用のPCやスマホの利用について
デバイスを紛失してしまうと、保存されているデータが失われるだけでなく、機密情報が第三者の手に渡ってしまう可能性があります。
盗難や紛失を防ぐためには、公共の場での使用に注意することと、万が一に備え定期的にバックアップを取得することが大切です。

また、紛失がわかった時点でできるだけ早く会社に報告し、情報漏えいを防ぐための適切な措置をとってもらいましょう。

②外部デバイスの利用について
USBメモリを含め、外付けハードディスクなどの外部デバイスは、 マルウェアに感染している場合があります。外部デバイスを会社用のPCに接続する場合は、必ず接続前にウイルススキャンを実行してから使用しましょう。

マルウェア:コンピューターやその利用者に被害をもたらすことを目的とした、悪意のあるソフトウェア。ウイルスやワーム、ランサムウェアやトロイの木馬などが含まれます。

注意すべきセキュリティの基本事項 「情報の取り扱いについて」

①パスワードの管理について
推測されやすい単純なパスワードを使ったり、同じパスワードを使いまわしたりすると、どれか一つのサービスから情報が漏えいしたときに、他のサービスにも同じパスワードを使って不正アクセスされてしまう危険性があります。アカウントごとに異なるパスワードを設定し、適切に管理することが大切です。

②SNSの利用について
近年、SNSによる情報漏えいが急増しています。SNSが身近な存在となったため、その危険性を理解していないことが原因の一つと考えられます。ある企業が実施したオンライン研修の様子がSNSにアップロードされ、企業名の特定・情報漏えいに対する批判につながったという事例があります。企業が保有する情報だけでなく、業務上知り得た知識やノウハウはすべて機密情報であることを認識しておくことが大切です。

まとめ

社員のPCやデバイスの紛失による情報漏えいや、大手企業への不正アクセスなど、セキュリティに関するニュースは後を絶ちません。企業の機密情報や個人情報が流出した場合、その原因をつくった個人の責任も問われることがあります。この機会にセキュリティについて理解を深めておきましょう。

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