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スマホを含む携帯電話の紛失・盗難件数は増加傾向です。ある統計では5人に1人以上がスマートフォンの紛失を経験した事があると言われています。
万が一、紛失してしまった場合のリスクは、購入した端末料金の費用の損失だけでなく、勝手に通話されたり、サービスに登録されていたり、架空請求をされるリスクがあります。紛失中にスマホを不正に使用された場合、携帯電話会社の約款によれば、基本的にはユーザーの責任となり、請求額を支払う必要があります。
その他にも、使用している電子決済(Felica・Apple Pay)を使用されたり、メールやSNSが勝手に悪用されることも考えられます。その場合個人情報が盗み見されて、知人に迷惑がかかったり、パスワードを勝手に変えられてしまうリスクもあります。
これらを防ぐために、簡単にそれらのリスクを減らす対策を立てる方法があります。
●画面に必ずパスワードロックをかけておく。
⇒ 面倒でも実施してあれば、紛失時に悪用による高額請求を防ぐことができます。
また、パスワードを破られるまでに遠隔ロックや、キャリアに連絡して使用を止める時間を稼げます。
●使用している、SNSのアプリやSIMカードのパスワードは、特定されにくいものを設定し、パスワードは別に保管しておく。
⇒ 紛失時に悪用や、漏えいを防ぐことができます。
●ログインが必要なウェブサイトのユーザー名やパスワードは、ブラウザに記憶させない。
⇒ パスワードを勝手に変えられることはなくなります。
●紛失時に利用できるサービスの機能の設定をする。
⇒ Android端末は『Androidデバイスマネージャー』iPhone端末は『iPhoneを探す』です。
これらは簡単に設定ができます。紛失時にどこで無くしたか、パソコンや他のスマホ等で、紛失した端末をGPS機能を利用して地図データ上から探すことができます。
それにより、探す時間が短縮できて見つかる可能性が高まります。
また、場所を探すだけでなく、音をならす、ロック、データ消去等の選択できます。
●データのバックアップを取っておく。
⇒ 大事なデータが無くなる心配はありません。写真や連絡先は定期的にバックアップをとりましょう!
『Androidデバイスマネージャー』や『iPhoneを探す』は標準の機能で、必ず設定しておいた方がよい機能です。これらの対策をしておくだけで、紛失時のリスクが減らせます。